まぁ、こんな感じかな...。
4種類ずつ並べてじっくりきき酒(ずいぶんきき酒の要領も良くなってきましたネ!)
●「生がき」と「赤ワイン」(特にボルドー産のもの)は合わない。(かきの臭みやエグみがでて、口をゆすぎたくなるくらいまずいらしい) しかしボルドー人は「赤ワイン」が大好き!(ワインといえば当然赤!) そしてボルドー人は「生がき」も大好き!(ボルドーには生がき専門店も多数!) そこで、大好きなもの2つを何とかおいしく食べたいと思ったボルドー人は考えた。 そして発見!「生がき」と「赤ワイン」の間に「チョリソー」(乾燥した辛口ソーセージの一種)を食べると、どちらも非常においしく食べられる! ピリリと辛い「チョリソー」が「生がき」の味をいったん消し去ってくれるので、「赤ワイン」をとてもおいしく味わうことができる・・らしい。
●「このお酒とこの料理は合わない」と決め付けてしまうと、そこで終わってしまう。そうではなくて、何かをつけてみる、揚げてみる、蒸す、ゆでる、いろんな方法を試してみると、合う食べ方が見つかるかもしれない。それが新しい食べ方の発見になる。
●また、「酒−肴」が合う合わないということではなく、「酒−人間−肴」の関係で考えるべき。好きな酒があり、好きな肴(料理)があれば、その間に立つ人間の知恵で両者を合わせる方法が見つからないわけがない。
●日本酒の風味の構成比は 味わい70%:香り30%くらい ワインの風味の構成比は 味わい20%:香り80%くらい ソムリエでも風邪などで鼻がきかなくなると、ワインの味の区別ができなくなる!
●合うお酒と料理の1例として、 ソーテルヌ(貴腐ワイン:蜂蜜以上に甘く、ねっとりどろりとしている)とロックフォール(青カビチーズ:辛く、青カビの香りがし、ねっとりしている) この2つを一緒に食べると非常においしい。これには「甘いものと塩辛いものが合うのではないか」という説もある。しかしそれならイカの塩辛とチョコレートは・・・一緒に食べることを想像しただけでも無理がある。これは風味がまったく違うからである。つまり合う、合わないは香りによるところが大きい。
●なので、日本酒はワインと比べると、比較的合わせにくい料理は少ない。 イカの塩辛で考えると、大吟醸や吟醸といった香りのよいお酒は合わなさそうだが、その他のお酒であれば案外どれでも合いそうである。
●日本酒にはそれぞれの温度でそれぞれの名前がある。 雪冷え(ゆきびえ) 5℃近辺 花冷え(はなびえ) 10℃近辺 涼冷え(すずびえ) 15℃近辺 日向燗(ひなたかん) 30℃近辺 人肌燗(ひとはだかん) 35℃近辺 ぬる燗 40℃近辺 上燗(じょうかん) 45℃近辺 熱燗(あつかん) 50℃近辺 飛切燗(とびきりかん) 55℃以上 これだけ細かく温度によって名前がついているということは、それぞれの温度でおいしいと思う人がたくさんいたという証拠。 15℃〜30℃までにはとくに名前がなく、すべて「ひや酒」という。 この温度帯でおいしいと思う人があまりいなかったのかもしれない。
●冷やしておいしいのは、大吟醸、吟醸、生酒、低アルコールのもの。 香りがよくフルーティーな香りのするもの。 (これはフルーツジュースを温めて飲む人があまりいないのと同じ。)
●清酒のうち特に温めてもおいしいのは、生もと造り、山廃仕込み、本醸造のようにうまみ成分(アミノ酸)が多くふくまれているもの。 (これは味噌汁を冷やして飲む人があまりいないのと同じ。)